開催:2022年4月17日
会場:宮崎県総合博物館
日本を代表する海野和男氏(昆虫写真家)が写真活動を通して見てきたことや伝えたいことを写真作品の紹介を交えながら講演しました。
2022年4月29日(金)~6月12日(日)
宮崎県総合博物館
撮影・レポート:東木場昭裕写真展委員
3日目の4月18日はチョウを求めての撮影会となりました。今回宮崎で様々な種類のチョウを目にしましたが、まだ見ぬチョウを求め、宮崎昆虫同好会の八木さんの案内のもと、大淀川河川敷から始まり、平和台公園、木花、青島周辺、そして山中の谷川沿いと時間の許す限り、宮崎市内の各所を巡りました。そしてオガタマノキとトベラの花がセットになっている場所を見つける事が出来、ミカドアゲハの撮影が叶いました。多忙な三日間を過ごされた海野会長でしたがお疲れの様子もなく、宮崎空港から夜の便で帰途に着かれました。
⑥橋を渡り…
⑦野良猫を撮影。
⑧これでも宮崎市内と言うのが驚きです。
⑨トベラの花に舞うアオスジアゲハに混ざって…
⑩ミカドアゲハにようやく出会えました。
撮影・レポート:東木場昭裕写真展委員
岩切館長(奥)と黒木学芸課長(手前)に館長室にて懇談。
映像の映り具合や音量の大きさなど念入りにチェック。
講演会の参加者の中には親子連れの姿も何組か見掛け、和やか雰囲気で始まりました。数々の素晴らしい写真や動画に息を呑んだり、感嘆の声が聞こえるなど感動の連続のようでした。また、昨日博物館で撮影した撮り立ての写真も有り、皆さん驚いている様子でした。
参加者からのQ&A
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それから少し休憩を挟んでSSP会員との懇談会になる筈でしたが、博物館の近くでコウノトリが2羽居るとの情報が入り、急遽車を走らせ現地に赴きコウノトリ撮影になりました。野鳥に詳しい福島会員の解説付きと言う、思いもよらぬサプライズとなりました。
博物館に戻り懇談会
記念写真 左から柳田会員、福島会員、海野会長、東木場会員
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写真・レポート:福島英樹会員
コウノトリ情報です。4月17日の14時頃、水田で作業をしていた地元の方がコウノトリを見つけ、動物園に連絡されたようです。動物園からの連絡で現地に駆けつけ、水田で餌をとっている2羽のコウノトリを確認しました。足輪を確認し、兵庫県立コウノトリの郷公園のホームページで検索したところ、下記の情報が得られました。コウノトリは16時前には飛び去り、翌日はその周辺でも確認されていません。この短い滞在時間に、海野会長とコウノトリの観察、撮影ができたことは奇跡的なタイミングでした。
2022年4月17日撮影
2022年4月17日撮影
◆2020年4月9日 孵化雄(2歳)
兵庫県 豊岡市 百合地(ゆるじ)巣塔
◆2020年6月23日 巣立
◆2021年4月6日 孵化雄(1歳)
京都府 丹後市 久美浜町 巣塔
◆2021年7月16日 巣立
撮影・レポート:東木場昭裕写真展委員
作品の額装が終わった所で、各々の作品を持っての記念撮影。SSPから、海野会長(写真中)、東木場委員(写真左)、福島英樹会員(写真右)